セミナー・イベント詳細


第22回定時総会・記念講演

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開催概要

ドラッカーは一般に「マネジメントの発明者」といわれ、自らを社会生態学者と考えていました。
彼は20世紀に生きましたが、彼の残してくれた遺産は21世紀に生きる私たちの力強い道標となっています。また彼は未来を予想できないが、「すでに起きている事実」を正しく洞察し分析することで、それが将来どのような機会と脅威を企業に及ぼすかを知ることができる、と語りました。
講演では、まずドラッカーの発明したマネジメントの真髄、企業の使命を明らかにした上で、ドラッカーは「すでに起こった未来」の洞察から企業経営者にどのような警鐘を鳴らしたのかを話していただきます。
1)Who is Peter Drucker ?
2)マネジメントの本質は「感動」を「成果」に変換すること
3)社会にとって必要な企業の資格条件とは
4)ドラッカーの警鐘を越えて
 ①「すでに起こった未来」を見逃すな
 ②経営戦略(経営政策)の賞味期限は切れていないか
 ③経営危機は「事業の定義」をまず疑え
5)企業の未来はリーダーによって決まる

イベント名第22回定時総会・記念講演
日時2012年5月9日(水曜日)16:00~
会場帝国ホテル東京
地図・アクセス東京都千代田区内幸町1-1-1
03-3504-1111
JR有楽町駅より5分、東京メトロ日比谷駅13番出口より1分
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/access_map/direction.html
懇親会会場同上
参加費会員 無料
会員企業社員 講演無料、懇親会5,000円
ビジター 10,000円

講師紹介

藤島秀記様

[プロフィール]

ドラッカー学会理事代表代行、明治大学国際総合研究所特別研究員

クリエイティブ・パートナーズ代表、明治大学国際総合研究所特別研究員、元淑徳大学大学院国際経営研究科客員教授、元ダイヤモンド社常務。
慶應義塾大学卒業(経済学/社会学専攻)。株式会社ダイヤモンド社出版局書籍編集長、編集局各種経営雑誌編集長を歴任。取締役出版局長、取締役情報局長を経て常務取締役 経営企画室長。
1991年ダイヤモンド社国際経営研究所代表取締役社長に就任。1996年文教大学情報学部講師を経て、2002年より淑徳大学大学院国際経営研究科客員教授。 この間に慶応義塾大学125周年記念事業企画委員、(株)ダイオーズ監査役、プレジデント社監査役を歴任。2005年以降ドラッカー学会理事(学術)に就任。2008年立命館大学学院にて特別講師としても経営学の教鞭をとる。

イベント当日の概要

5月9日、UGビジネスクラブ第22回定時総会および記念講演を開催しました。
定時総会では鄭正卓会長より任期最後の1年に会員の暖かい支援と期待に応えるべく、例会クオリティー、理事会役割、事務局機能の向上をそれぞれ図り、会員拡大に注力する事業方針を発表し、承認されました。
16時より藤島秀記氏(ドラッカー学会代表代)の講演を賜りました。演題は「ドラッカー・マネジメントの本質と経営者への警鐘」でした。
「人間の真の幸福とはなんであろうか?」「真に自由で平和な社会とは何か?」この二つの質問を追求した先にマネジメントの確立がありました。 ドラッカー教授曰く、マネジメントの最終目的は、「企業の永続性にあり、企業の永続は社会の繁栄につながり、人の幸福を実現する」ことにあります。 「すでに起こった未来」を現在のできことの中から見極める洞察が事業永続のカギを握ります。
20世紀に数々の功績をあげたドラッカー教授は21世紀の経営者たちへ
①現状維持は破滅への道
②経営戦略の賞味期限は切れていないか
③経営危機はまずあなたの「事業の定義」を疑え
という警鐘を鳴らし、企業の永続性を促しました。

イベントの様子

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